一生その薬を飲み続けますか?

第2回国際統合リハビリテーション学術集会

川嶋 朗 さん
(東京有明医療大学保健医療学部 鍼灸学科教授
 特定非営利活動法人統合医療塾塾頭・理事長)


自分の人生を決めるのは、自分自身であるべきである。

現代日本では人生を医者に預け過ぎている。
治療の選択肢を提案し、患者が選択した治療手段を提供することが本来の医師の仕事だ。
しかし、現状はどうだろう。

医師が治療を選択決定し、患者がそれに従っている。
患者は治療方針に不満を持っていようと医師に不満を伝えることは少ない。見捨てられることが怖いからだ。
「急に具合が悪くなったとき、診てくれる病院が無かったら困るから…。だから、先生の言うことは聞いておかないと。」
一生のうちに、一度も起こらないかもしれないもしものときのことを考えて不安に襲われている。

それなのに、治療によって悪い結果が得られた場合には医師を訴え、責める。

医師は訴えられることに怯え(医師が自分の診断に自信を持てていないことも問題であるが…)、服薬の必要が無いと思われる症状であっても念のために薬を処方する。だから医療費はかさむのだ。

患者は処方された薬をとりあえず飲む。しかし、効果を感じなければ自分の判断で飲むのをやめる。そして、次の診察で同じ薬を受け取り、いつまでこの薬を飲み続けなくちゃいけないんだろうと嘆く。医師には薬を飲んでいると嘘をつき続けて機嫌をとり、無駄な医療費を消費し続けている。





あなたはいつまで、その薬を飲み続けますか?




第3回国際統合リハビリテーション学術集会は、
平成29年10月28日~10月29日に大阪で開催予定です。
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