車いす?座位保持装置?訓練いす?申請書類の違い

車いすを作製するに当たって、申請枠が幾つかあります。


車いす、座位保持装置、訓練いす…





皆さん、違いが分かりますか?


まず車いす座位保持装置の違いから。


①車いす:座る能力はあるけれど、移動する能力の障害により、移動に必要な手段を獲得する為に作製する。

②座位保持装置:座ることを保つことが出来ない方が、座って生活できることを支援する為に作製する。



つまり、座る能力に優れている方は②座位保持装置を作製することは出来ません。
一人で座ることも、移動することも難しい場合は①②どちらも適応になりますので、其々の枠を使用すれば車いすと座位保持装置2台の姿勢保持具を作ることができる、ということになります。

上記2台の姿勢保持具を作製する場合は、外出(移動)を目的に使用するものが車いす在宅や学校で食事や勉学などの活動を目的に使用するものが座位保持装置と覚えておくと違いが分かりやすいですね。

因みに、座位保持装置は18歳未満であれば2台まで作製が可能です。
理由は”学校と在宅の2箇所で必要だから”です。



また、耐用年数も異なります。

車いす      → 5年

座位保持装置  → 3年




2回目以降の申請では、基本的にはこの年数以上乗った場合にのみ新規作製が可能になります。

身体サイズの変化が著しい成長期のお子さん、或いは病状(身体状態)の急激な悪化により、現在の車いすが適合出来なくなった場合は耐用年数未満でも新規作製が認められることがあります。
※新規作製を認めてもらえなければ修理申請を行い対応しますが、修理ではフレームなど構造を大きく変えることは出来ません。必要に応じて申請を認めてもらえるように役所へきちんと状況を説明することが重要です!!


反対に、耐用年数を過ぎていても身体的な変化に乏しい大人の方は、新規・修理申請が認められない場合があります。「古くなったから」「汚れてしまったから」という理由では申請出来ません。
※申請には適合性・リスク管理などの側面から正当な理由があることが、最低条件です。




訓練いす18歳未満のお子様のみ作製可能です。
訓練いすはタイヤのないものを指しますので、移動手段としては使用できません。
その名の通り、車いすや座位保持装置などの補装具と違い、訓練を目的として作製することができます。
日常生活用具というものに分類されていますので、医療保険で購入することもできます。負担額は3割ですが、申請が下りるのを待つ必要がないので「早く製品が欲しい!」という場合にお勧めです。但し、一旦全額を負担し、7割は後に返金される仕組みだったと思いますので、一時的に家計に負担がかかるというデメリットもあります。




まだ他にも様々な支援機器がありますが、追々ご紹介したいと思いますmoblog_21f57dfa.gif


51E5XliQSIL__SX355_.jpg


関連する事柄をこちらにUPしておりますので、興味のある方は覗いてみてください✿
夢見る作業療法士HP~姿勢ケア~


関連記事
スポンサーサイト

Comment

Post Comment

非公開コメント

Latest posts