就労支援~障害者雇用に求められていること


昔参加した『就労支援のシンポジウム』の内容を一部ご紹介します。
 
 
企業が求めること
 
第1位 専門的な技術・能力
 
障害の有無に関わらず、企業は”できる人”を求めます。慈善事業ではないのですし、予想通りの答えですね
 




第2位以下は順不同で…

 
コミュニケーションがとれること
 
これも障害の有無に関わらず、一般的な採用の条件ですね!
最近はこの基本が出来ない人も多く、小さい頃から‟挨拶やお礼を言う場合に、相手の目を見て、微笑んで、ハッキリと伝える”練習をすることも大切とのことでした



【支援学校の先生が紹介されていた挨拶練習法】

①おはようございます
②はい!わかりました
③ありがとうございます
④申し訳ありません
⑤終わりました。次は何をしたら宜しいですか?
⑥お疲れさまでした
⑦お先に失礼します

上記を毎朝発声練習しているとのこと。
例は全部で⑩あったんですけど思い出せない…メモし損ねました。。。





家庭生活が安定し、仕事に支障がないこと

生活リズムの乱れや生活管理の不足、心理状態の悪化は欠勤などの不適応行動に繋がりやすとのこと。家族や支援団体に悩みを相談できる環境を整えておくことが大切になってくるそうです。





感謝の気持ちを忘れないこと

障害を持つことで、幼い頃から他者に手伝ってもらうことが多くなり、それが当たり前になってしまっているケースがあります。子ども時代に家族や周囲が過介助にならによう、気を付けて自立を促すことも大切ですね!


社会生活の中では誰かを助け、誰かに助けられることの繰り返しです。
フォローして貰ったときには感謝の言葉を忘れないようにしたいですね
 



発達障害を持つ子どもを支援する人は『障害を持っているから手伝ってあげる』のではなく、本人だけで行うにはどうすればよいか?を考え、支援してあげてください。どうしてもできない場合は、助けを求めることを本人自身に選択させるように誘導できると良いですね。困難な状況と向き合い、自ら助けを求め、支援をお願いすることで、心から『ありがとう』と言えるようになるのではないでしょうか。
 

障害者を弱い立場にあると決めつけ、障害者を守ろうとするのではなく、
『障害の有無に関わらず、各々を尊重し、各々が尊重され、役割を果たす』社会を目指しましょう。
 
 

読者様より、匿名でコメントを頂きました.゚+.(・∀・)゚+.


子供の頃に親から習う挨拶と、働く上で必要なそれとは別物である。
…中略…「知っている人にあったらこんにちわと言うのですよ」と教わることはあっても、「会合に出たら、初めて合う人にも挨拶しなさいよ」と教わることはありませんからね。自ずと学習できないことがなんなのかに、ぜひ目を向けてほしいです。




我が子にコミュニケーション(というより、最低限の礼儀?)を教える場合、上記のように躾をすることが多いですね。
学校でやっているのも教育なので、躾に近いように思われます。
基本的なことは上記の学びでやりすごすこともできますが、社会に出た場合はそれだけでは不十分です。
コミュニケーションは、いくつかのチェック項目を学習することで解決できるほど単純ではありませんものね。



作業療法では、基本的にコミュニケーションを『教える』ことはしていません。
様々な場面を提供して、考えてもらいます。

しかし、いくら人と関わる場面が提供されたとしても、障害を持っていると、考えても解決策を見出せないことも多いですね。
そのため、コミュニケーション能力を学ぶために、いくつかの段階分けて取り組んでもらっています。



以下に、大まかに分けたものを紹介しますねmoblog_21a71ded.gif

①自分の身体を操作する。(まずは自分の存在がはっきりしないことには、周囲の環境(モノ・ひと)に気付くこことも出来ませんものね!)

②モノを操作する。(モノは『押すと前へ動く』『引っ張ると近づいてくる』様にアクションに対して一定の反応が返ってきます。自分が行ったことの結果が見えやすいので、試行錯誤しやすい操作となります。)

③ひと(大人)を操作する。(ひとは『お母さんにお腹が空いたと言うと、ご飯を作ってくれた』『お父さんにお腹が空いたと言うとお菓子を買ってくれた』の様に、同一のアクションをしても対象や場面によって異なる反応が返ってきます。ここでいう“大人“はこちらの意図を読み取って、ある程度予測したことと同じ反応を返してくれる場合が多い人を指します。)

④ひと(子ども)を操作する。(“子ども“は予測のつかない反応をする人のことです。この段階では『どうアクションするべきか』だけでなく『どう反応を返すべきか』も相互に関わりあう中で試行錯誤し、学んでいってもらっています。)


↑このようにレベルアップしていきますmoblog_7b5524ff.gif



数年間集団作業療法を実施してきましたが、多くの効果を実感することができましたmoblog_144f4a16.gif





その他の取り組みとして、アスペルガー症候群の診断を受けたお子さまとは、個別SSTを実施していました。
様々な場面を想定したプリント学習後に、その実践を行うなど





読者の皆さまへ
将来の為に『こういうことを学んでいるといいと思う!』『こういう方法でやるといい!』といったアイディアを募集します。コメントお待ちしていますmoblog_ec02d797.gif
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