リハビリ~どこを治療するの?~【感覚編】まとめ

感覚の偏り=障がい ではありません。障がいになるかどうかは、『その人が生活環境に適応出来ているかどうか』が判断基準です。例え感覚に偏りがあっても、環境に適応出来ていれば、それは『障がい』とは言わないのです。これまでの記事を読んで感覚の偏りをチェックするだけでなく、我が子が環境に適応出来るように環境を工夫できる点がないか、模索してみてくださいね♪また、我が子の苦手なことだけに目を向けるのではなく、得...

リハビリ~どこを治療するの?~【感覚編】前庭覚

前庭感覚は、耳の近くにある三半規管という場所で感じとることができる【傾き】【速さ】【回転】です。フィギュアスケートの選手は目が回らないですよね?それは、前庭感覚が鈍いからなんです。※これまでも、感覚の説明で『鈍い』『敏感』という用語を使用してきましたが、『鈍い』や『過敏』は程度を表しているだけで、それが“よい”か“悪い”かは別問題です。前庭感覚は体の傾きを捉えて、体が倒れないよう修正するために必要な前...

リハビリ~どこを治療するの?~【感覚編】固有受容覚

固有受容覚は、これまでにご紹介した視覚・聴覚・触覚とは違ってあまり親しみのない用語かもしれませんね。固有受容覚とは、簡単に言うと『筋肉や骨が感じる刺激』のことです。狭い押入れの中や布団に巻かれてギューッと体を圧迫されている状態が好きな人は、固有受容覚がちょっぴり鈍い人です。私は幼い頃はよく押入れの中に入っていました(笑)固有受容覚が鈍く、「もっと刺激が欲しい!」という人の中には、手足を壁や物に打ちつ...

リハビリ~どこを治療するの?~【感覚編】触覚

触覚とは、物に触れた時に『身体に物が当たったことや物の肌触り(感触)』を知るためのものです。触覚が鈍いと、お豆腐を握り潰してしまったり、ページがめくれなかったり、落としたコインを拾えなかったり…触覚が過敏だと、人と軽く触れただけで痛いと感じたり、物に触れることを嫌がったり、部屋に引きこもったり…我が子にも当てはまるところがありますか?気になる!という方は JSImini or JSI-R でチェックしてみましょうご質...

リハビリ~どこを治療するの?~【感覚編】聴覚

人と会話をするときは、日常生活に潜む様々な音(テレビの音、時計の針が動く音、雨風の音、車が走る音…)の中から聞きたい音(今から会話をする人の声)のみに注目する必要があります。また、音を聞き分けるだけでなく、聞きたい音以外の音をシャットアウトする必要があります。このシャットアウトが苦手だと、たくさんの音が常に耳に飛び込んでくるので、相手の言っていることが『聞こえるけど、わからない』ということが起こります...

リハビリ~どこを治療するの?~【感覚編】視覚

私たちは多くの感覚情報を受け取り、処理をしながら生活しています。例えば…テレビを見るには、まず、部屋の中にあるたくさんの物の中からテレビを探し出し(対象物と背景を判別)、テレビだけに注意を向ける(視覚刺激を選択・制限する)必要があります。また、テレビを楽しむ為には、テレビの方向を見続ける(注視する)こと、テレビの中の人(物)の動きを目で追う(追視する)ことが出来る能力も重要です。ただ『見る』と言っても、様々...

感覚統合療法って何に効果があるの?

今回は感覚統合療法についてです。発達障害のお子様に対しては、感覚統合療法を取り入れることが多いですね。感覚とは、私たちが生活する上で必要な情報を取り入れたり、バランスをとったり、適切な力加減やスピードで運動する為に必要なものです。私たちは感覚(視覚、聴覚、触覚、固有受容覚、前庭感覚)を取り入れる量を調整したり、様々な感覚の情報を繋ぎ併せる(統合する)ことで、日常生活を不自由なく送ることが可能になります...